星取表設定項目

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1. 星取表のタイプ

このツールで作成できる2種類の星取表、1) 初回購入日起点 と 2) 特定の日付を終点日とする の内、作成したい方をお選びください。
2種類の星取表の違いに関しては、2種類の星取表 をご覧下さい。

初回購入日起点はカスタマージャーニー分析の基本形となりますので、初めての方はまずはこのタイプから作成してみることをお勧めします。

2. データ集計期間

星取表を作成の際に集計に利用するデータの期間を選択します。

A. 常に最新 を選択した場合

毎回ワークスペースを立ち上げる度に、その時点で、データベースに取り込まれている最新の日付までを自動的に集計します。そのため、終点日は両方のタイプの星取表で選択できないようになっています。

A-1) 初回購入日起点の星取表を選択した場合、データの始点日を選択する必要があります。顧客の本来の初回購入日を起点としたい場合、取り込んでいるデータの最古日を選択してください。選択時のカレンダーで表示されている最初の日付が、最も古いデータの日付となります。


期間指定カレンダー例: データがある期間のみ濃い文字で表示される

例えば、2017年~2020年までのデータがあり、2018年1月1日を始点日とした場合には、各顧客の購買履歴の中で、2018年1月1日以降の初めての購買日を初回購入日とし、星取表が作成されます。

本製品では、全データから算出した各顧客の「初回購入日」と呼び、設定した期間内での初めて購入日を「期間内初回購入日」と呼んでおります。これらの日付は、星取パターンをクリックすると表示される顧客サマリーで各顧客毎に確認出来ます。

A-2) 特定の日付を終点に作成する星取表を選択した場合始点日の入力は必要ありません。データの最新の日付以前の過去データを使い集計します。

B. 期間を限定する を選択した場合

自動的に星取表を更新せずに期間を固定しておきたい場合、データ集計期間を指定します。
特定の日付を終点に作成する星取表を選択した場合には、常に最新 の場合と同様、始点日の入力は必要ありません。

3. 区切りの期間

1マス(1区間)の期間の長さを選択します。
会計年度/半年/四半期 を選択した場合には、起点月を選択してください。
例えば、4月始まりの四半期で区切りたい場合、下記のように選択してください。

例)
星取表のタイプ: 初回購入日起点
データ集計期間: 2020/5/1- 2020/7/31(3ヶ月)
ユーザーの購入履歴: 初回購入日: 2020/5/1  2回目の購入: 2020/6/1 3回目の購入: 2020/6/30

区切りの区間を月単位で設定した場合

1区間目(1マス目) : 2020/5/1-5/31
2区間目(2マス目) : 2020/6/1-6/30
3区間目(3マス目) : 2020/7/1-7/31

区切りの区間を30日毎で設定した場合

1区間目(1マス目) : 2020/5/1-5/30
2区間目(2マス目) : 2020/5/31-6/29
3区間目(3マス目) : 2020/6/30-7/29

4. 最大表示区間数

最大表示区間数とは、星取表上で表示する区間数となります。
表示可能な最大区間数は12区間です。

下記の例の場合、1ヶ月=1区間と設定した場合、1ヶ月x 12区間=1年間の購入パターンを表現しています。

この設定で、最大の12区間を指定した場合でも、5. 会員の生存区間 を反映するかしないかで、顧客ごとに表示される区間数が異なる場合があります。

5. 会員の生存区間

会員の生存区間とは、指定したデータ期間内での、顧客の初回購入日からデータ集計期間の終点日までの長さを意味します。

「反映する」を選択した場合、全顧客一律で同じ区間数でなく、顧客毎に生存区間を計算し表示します。「反映しない」を選択した場合は、全顧客一律で、指定した区間数、または、お客様が指定したデータ集計期間から計算した最大区間数を表示します。最大区間数は12までです。

例)
星取表のタイプ: 初回購入日起点
データ集計期間: 2017/1/1- 2019/12/31(3年間)
区切りの区間: 年
最大表示区間数: 3
会員の生存区間: 反映する

右記3パターンの星取表の意味合いは下記のように異なります。

NO.1 : 2018年に初回購入し、2019年の購入がない場合
NO.2 : 2017年に初回購入し、2018~2019年の購入がない場合
NO.3 : 2017年に初回購入し、2018年に購入あり、2019年購入なしの場合
NO.4 : 2019年に初回購入

同じ条件で、会員の生存区間を反映しない場合、NO.1とNO.4 は、NO.2の星取パターンで表示されます。つまり、生存区間を反映しないと、最終購入時点以降に1年間休眠している顧客と2年間休眠している顧客が同じ星取パターンで表現されてしまうということになります。

6. 購買の単位

各顧客の1回の購入をどのようにカウントするかを指定します。指定した単位で計算された購入回数は星取表をサポートする指標として表示されます。

日で購入をまとめる場合、あるユーザーの同日の買い物は1回の購入とみなします。

注文ID単位 の場合は、まず利用するデータに必ず、購入を示す注文ID、取引ID、トランザクションIDを含めてアップロードして下さい。初回利用時のヒアリング時にお伺いしたIDを、弊社の方で注文IDとして設定致します。これにより、同一の注文IDをもつ購買記録は1つの購買と見なし、購入回数が計算されます。
また、IDではなく、複数の項目によって同一購買単位とみなしたい場合にもカスタムで対応可能です。

1レコード毎に1購買とする場合は、1行毎に顧客の購入回数をカウントします。

例)
Aさんの購入履歴

Aさんの各指定購買単位における購入回数

補足

星取表設定の各項目の隣にある? マークにマウスポインタを合わせると補足説明のポップアップが表示されますので、適宜参考にして下さい。

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